2018-03-22 第196回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
平成二十八年五月十八日、東武鉄道東上本線中板橋駅構内におきまして、台車の側ばりに生じた亀裂による列車脱線事故が発生をしております。 国土交通省としては、東武鉄道の調査結果を踏まえつつ、鉄道事業者に対しまして、平成二十八年十月、事故を起こした台車と同一又は類似の構造を有する台車の一斉点検の実施を指示し、異常がないことを確認をしております。
平成二十八年五月十八日、東武鉄道東上本線中板橋駅構内におきまして、台車の側ばりに生じた亀裂による列車脱線事故が発生をしております。 国土交通省としては、東武鉄道の調査結果を踏まえつつ、鉄道事業者に対しまして、平成二十八年十月、事故を起こした台車と同一又は類似の構造を有する台車の一斉点検の実施を指示し、異常がないことを確認をしております。
一方、昨年九月の函館線大沼駅での列車脱線事故については、委員御指摘のように、運輸安全委員会の経過報告が出ております。ポイントは、軌道に関する検査データを正確に記録し、管理し、それに基づいた整備を確実に実施すべきといったところにございます。
昨年の九月十九日に発生したJR函館本線貨物列車脱線事故等を踏まえて三回の特別保安監査をしたわけでございますが、本年一月の二十一日、「JR北海道の安全確保のために講ずべき措置 JR北海道の再生へ」と、このように国土交通省によって取りまとめられたところでございます。
繰り返しになりますが、このJR北海道、石勝線の事故、これが平成二十三年五月でございますが、それ以降、たび重なる車両のトラブル、運転士のATSスイッチの破壊、貨物列車脱線事故、整備基準値を超える軌道変位の放置、検査データの改ざん、信じられないような状況がずっと続いております。
○滝口政府参考人 JR北海道におきましては、委員御指摘の石勝線の列車脱線事故というのがございました。この事故を契機にいたしまして、安全基本計画などが策定されたわけでございますが、それが実行されなかったといったことが実はあったわけでございます。
それから、レールの異常放置問題でございますけれども、レール幅の異常が放置され、列車脱線事故につながり、ひいては乗客の生命にかかわる極めて重大な問題でありますけれども、幸いなことにこれまで列車脱線による死亡事故は発生しておりませんけれども、レール幅の異常が放置され続ければいずれはそうした事故が発生しかねないということで、JR北海道としてレール幅異常の問題の原因をどのように考えているのか。
○魚住裕一郎君 次に、運輸安全委員会にお聞きしたいと思いますが、現在、国土交通省、特別保安監査の調査があるわけでございますが、運輸安全委員会も、例のレール幅の異常放置問題の発端となった貨物列車脱線事故、その調査中だと承知しておるわけでございます。 そもそも、国土交通省と運輸安全委員会、それぞれによる調査分析、目的、内容においてどういうような違いや役割分担がなされているのか。
○参考人(野島誠君) 今委員御指摘のとおり、先ほど来私もお話ししておりますが、二十三年の石勝線の列車脱線事故以降、今年に入りましても車両のトラブルあるいは線路関係のトラブル、さらにはレールデータの改ざんといったような事象を発生させ、当社に対しますお客様からの信頼、これが今なくなっているというような状況で、先ほど来お話ししておりますが、会社発足以来の最大の危機にあるというふうに考えてございます。
大沼駅構内の貨物列車脱線事故に伴い、線路の状態を調べましたところ、レール管理の不備が発覚し、発覚直後、発表の会見は担当役員にさせる一方、私は陣頭指揮をとり、全道に補修を指示し、安全の確保に万全を期したところでございます。 レールの管理は、委員がおっしゃいましたとおり、安全運行の基本でございます。不備を放置するということは大変重大な問題であるというふうに認識してございます。
しかしながら、残念ながら今年に入ってもトラブルが多発をしているというような問題がございまして、その結果、九月十九日にはJR貨物の列車脱線事故が発生をし、これを契機として、整備値を超える軌道変位が放置されていた、これは軌道を管理しておりましたのはJR北海道の方でございますが、放置されていたということが判明したところでございます。
去る九月十九日、この函館線における貨物列車脱線事故を発端といたしまして、JR北海道において二百七十か所以上の箇所のレール幅の異常が放置されているということが発覚したわけでございます。
この九月の貨物列車脱線事故後に発覚した補修が必要なレールがそのまま放置されていた問題でも、これ国交省は去年の十二月にJR北海道に対して通常の監査を行っていたのに、レールの安全管理は対象としていなかったために見抜けなかったということであります。つまり、監査に入っても肝心なところは見抜けずに、そして毎年同じような指摘をしても会社全体として改善をされない。
ところが、今年九月十九日の函館線貨物列車脱線事故を発端として、その後も車両の発火、発煙事故、ATSトラブル、レールの異常放置などが発覚し、JR北海道に対する国民の信頼は大きく揺らぎ、地域経済にも大きな負の影響を与えています。国民の厳しい目は、鉄道の安全確保を責務とする国土交通省にも向けられています。
○滝口政府参考人 委員、今御指摘がございましたが、平成十七年十二月に羽越本線の列車脱線事故が起こっております。その直後の平成十八年の一月から、国土交通省では、国、鉄道事業者、運転分野の専門家などから成ります鉄道強風対策協議会というものを設置いたしまして、風による事故対策の検討を行ってきております。この結果を全国の鉄道事業者へ周知を行ってくる、こういうことをやっておるところでございます。
ちなみに、平成十七年、JR西日本の福知山線で起きた列車脱線事故におきましては、安全担当役員が業務上過失致死罪で起訴されております。ですから、東京電力としては、作業の現場に高い放射線が出ていることを認識していながらそれを知らせなかったわけですから、これはいわゆる未必の故意に当たる問題ではないかと。傷害罪での立件も考慮されるべきと考えておりますけれども、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
JR福知山線の列車脱線事故、大変大きな事故でございました。このときに、法にはない、機能にはないけれども、御家族の方々に対する説明が施されたと承知をしておりますが、こうしたことを法的に明記し、もちろん、運輸安全委員会として行い得ること、行うべきことを整理する必要があると思うんですが、これを法律に明記することの必要性について、どのような見解をお持ちでしょうか。
事故の未然防止という点についての御質問でございますが、先生御案内のとおり、平成十七年にJR西日本の福知山線の列車脱線事故が起きまして、その年近辺でいわゆるヒューマンエラー等々に起因いたします事故が多発をしたということで、国会におきまして運輸安全一括法というものをおつくりいただいております。
○三日月委員 今日まで行ってこられたこと、特に、被害の大きさから、福知山線列車脱線事故後において事故調査委員会の皆様方が被害に遭われた方々に対して行ってこられたことについては私も承知をしておりますが、今後発生し得る事故等についても、おっしゃったように、原因究明の観点から、客観性や科学的な調査、中立性等々をゆがめない形で、それをゆがめてしまっては私は本末転倒だと思うんですけれども、ゆがめない形で、さりとて
多くの方々がとうとい命を失われ、負傷されたあのJR福知山線列車脱線事故から、間もなく三年が経過しようとしております。亡くなられた方々に改めてお悔やみを、お心とお体に傷を負われた方々にお見舞いを申し上げます。
運転士の資質の維持向上策につきましては、平成十七年の四月二十五日に発生いたしました福知山線の列車脱線事故を契機といたしまして私どもの鉄道局の中において検討を進めて、平成十七年の八月に中間取りまとめを行ったところでございます。
その巨大な岩石の落下に起因すると思われる列車脱線事故が発生をいたしまして、御指摘のように、二十五名の方がおけがをされました。私も、一刻も早い回復をお祈り申し上げたい、このように思います。 当該事故が発生した斜面にはまだ大きな岩が残っているということから、JR西日本において必要な安全対策を行った上で運転を再開する予定としており、現在もまだ開通はいたしておりません。
先般、十一月十九日に、岡山県津山線で落石による列車脱線事故がありました。二十五名の方がおけがをされて、一日も早い御回復を私もお祈りするものなんですけれども、今、事故調においてもこれは調査中です。
私の地元、兵庫県宝塚市、伊丹市、川西市、昨年のJR福知山線の尼崎列車脱線事故では消防の皆さんに随分と御活躍いただきました。その活躍ぶりには敬意を表したいところでございます。しかし、さらにさかのぼってみれば、阪神大震災という大きな災害がございました。このとき、私たちの地元においても消防力の貧弱さが露呈したことは否めないし、まだまだ記憶に新しいところでございます。
これは、既に御承知かと思いますけれども、昨年四月に発生をいたしましたJR西日本福知山線における列車の脱線事故、あるいは、昨年の十二月に発生をいたしましたJR東日本の羽越線における列車脱線事故等があるわけでございますが、さらに踏切事故による増加というものもあるわけでございます。
去る四月二十五日、今週の火曜日でございますが、福知山線列車脱線事故から一年を迎えました。追悼慰霊式が営まれましたが、私も参列させていただき、献花をさせていただきました。御遺族代表の慰霊の言葉に胸を詰まらせると同時に、私はこれを、安全、安心がほころびを見せる社会への警鐘として受けとめ、決意を新たにした次第であります。
なお、四月二十五日は、JR西日本福知山線列車脱線事故が発生してから一周年に当たり、我々は、尼崎市総合文化センターアルカイックホールで行われました追悼慰霊式に参列いたしました。
本日は、昨年のJR西日本福知山線列車脱線事故から一年となります。 ここに、お亡くなりになられた方々に対し、衷心より哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。 全員御起立をお願いいたします。——黙祷。 〔総員起立、黙祷〕